●香り豊かで、ボリュームがありながらなめらか!珍しい古代品種で造られるモダンなワイン!
●香り豊かで、ボリュームがありながらなめらか!珍しい古代品種で造られるモダンなワイン!
プーリアに最も古くからある土着品種、ネーロ ディ トロイアからのワイン。
2009年から造られています。垣根仕立てで栽培しています。収穫は10月の初旬、手摘みで行ないます。葡萄の温度が上がらないように、収穫は早朝に行い、酸化や発酵を防ぎます。マロラクティック発酵後、ステンレスタンクで約6ヶ月熟成、その後ボトルで6ヶ月寝かせています。生産量は、30,000~35,000本。
紫がかった濃いルビーレッド。ブラックベリーやチェリー、プラム、イチヂクなどの果実の豊かな香り、少しブラックペッパーやクローヴ思わせるスパイスのニュアンス。口に含むと、肉厚でボリュームがあり、しっかりとしたタンニンが感じられます。余韻にはフローラルな香りが漂います。
「ルカ マローニ ベストワイン年鑑2019」で89点獲得!
●ポデーレ29
絶滅寸前!?のプーリア北部の地葡萄ネーロ ディ トロイアで鮮烈デビュー
2007年に設立、2010年から輸出を始めた、まだ新しいワイナリーです。プーリア北部、フォッジャ県チェリニョーラのボルゴ トレッサンティで、パオロ マッラーノと息子のジュゼッペによって営まれています。祖父の代まではオリーヴの生産を、父の代は野菜を作っていました。所有する畑は23haで、葡萄以外にオリーヴ、小麦粉やジャム作りのための果実を作っています。プーリアの土着品種にこだわり、古代品種のフィアーノ ミヌートロを1ha、ネーロ ディ トロイア(別名ウーヴァ ディ トロイア)を4haで栽培しています。「プーリアは大量生産で質の低いものが多い。自分達は、デリケートで難しい葡萄品種を使い、他の人のやっていないワインを造りたい。」と語ります。収穫の1ヶ月前に畑で選別を行います。収穫は全て手摘みで、年によって異なりますが、白は9月20日頃、赤は9月末から10月初旬に行います。販売先はほとんどがイタリア国内で、ローマが中心となっています。
Podere29の名前の由来は、第1次世界大戦後、退役軍人に土地の貸与が行われた際、ここが29区画目のPodere(農場)だったためです。そして、ワインの名前になっています。ラベルの木は桑で、Gelsoも桑の木という意味です。祖父が別の場所に土地を持っていて、そこにあった桑の木が枯れそうでした。それを、今カンティーナのある場所に移したら元気になったので、再出発という意味も込め、カンティーナのシンボルとしました。
ワインのタイプ | 赤 辛口 フルボディ |
生産者 | ポデーレ29 |
産 地 | イタリア プーリア州 I.G.T.プーリア |
葡萄品種 | ネーロ ディ トロイア (ウーヴァ ディ トロイア)100% |
熟成 | ステンレスタンクで6ヶ月、瓶で6ヶ月熟成 |
アルコール度数 | 13% |
輸入元 | 稲葉 |
初心者におすすめ | ★ |
上級者におすすめ | ★★★★★ |
コストパフォーマンス | ★★★★★ |
※ヴィンテージは現行ヴィンテージとなります。画像のヴィンテージとは異なることがあります。